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世界一周航空券を用いた旅のすすめ
このページでは、世界一周航空券を用いた世界一周旅行の簡単な概要とガイドを紹介しています。航空会社のマイルを貯めるにも有効的ですし、想像以上に値段の安い航空券です。
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世界一周航空券とは?
世界一周航空券とは、主に航空会社連合(アライアンス)ごとに販売されている航空券で、そのアライアンスに加盟する航空会社であれば、自由に搭乗すること が可能です。
出発地と最終到着地が同じ(東京を出発したら、東京に帰ってくる)で、一方通行にすすむなど、制約はさまざまですが、 アライアンス内なら航空会社を自由に選択でき、 値段が安いというのが最大の特徴です。
世界一周航空券は3クラスの設定がある
エコノミークラス・ビジネスクラス・ファーストクラスの3クラスの運賃が設定されています。上位クラスになるほど金額が高くなりますが、1区間あたりの料金の割引率が大きくなります。
上位クラスに搭乗する場合、各航空会社の上位クラスに準じたサービスを受けることが出来るため、 世界の航空会社ラウンジの利用はもちろんのこと、優先搭乗サービスなども受けることが出来ます。
ただし、日本航空が実施している欧米線の帰国時の送迎サービスなどは、ファーストクラスの利用であっても、ごく一部のサービスは受けられませんので、ご注意ください。
ワンワールド 世界一周航空券について紹介
このページではワンワールドの世界一周航空券について紹介しています。
このワンワールド世界一周航空券ですが、2通りの運賃設定があります。
ワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃他のアライアンスでは販売されていないタイプで、訪問する大陸の数で運賃が設定されているため、長距離の飛行機に乗ることが出来、マイルやフライオンポイント(JAL)を貯めるのに有効的です。
例えば、東京→デリー(インド)→香港→シンガポール→ロンドンなどと言った、長距離の旅程を組んだとしても、今後の旅程に影響が出ないのです。この理由を次に説明します。
参考価格(おおよその値段です)
| エコノミークラス
| ビジネスクラス
| ファーストクラス
| 3大陸
| 30万円
| 65万円
| 96万円
| 4大陸
| 37万円
| 79万円
| 112万円
| 5大陸
| 43万円
| 90万円
| 131万円
| 6大陸
| 50万円
| 98万円
| 142万円 |
グローバル・エクスプローラー・世界一周運賃
事前に距離が設定されており、飛行する距離に応じて料金が変わります。
つまり、上記のワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃のように、ヨーロッパ 行くのに、東京→インド→香港→ロンドンのように組んでしまうと、飛行マイルが増えてしまうため、なるべく逆戻りをしないルートを組む必要があります。
東京→ロンドン→ニューヨーク→ロサンゼルス→東京
のような、飛行距離に無駄の無いようなルートでお勧めの他、訪問する大陸ごとに、費用負担増にならないため、上記ルートに、オーストラリア や南米を付け加えることも可能だったりします。
逆に言えば、マイル修行またはJGC修行等をされているような方の場合、貯められるマイルに限界があるため、その場合は、最初に紹介したワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃がおすすめです。
参考価格は、大陸別運賃の方が、利用上 有利であると私は考えているため、このページでは掲載を控えさせていただきます。(正確に言うと、調べられませんでした。)
実際の航空運賃
航空運賃は、上記で述べた通りなのですが、実際には、燃油サーチャージや税金など、別途費用が発生します。ですので、各航空運賃に10〜20万円ほ どプラスして計算する必要があるので注意が必要です。
ロンドンなどをビジネスクラスで利用する場合、高額の空港諸税が課せられるので注意が必要です。
また、上記運賃は、ワンワールドのホームページから検索をかけたものです。旅行会社や海外発券を行った場合、金額が異なる場合もあります。
おススメのプランニング
まずは利用するクラスによって、また、どのくらいの期間旅行が出来るのか?単純に、安い値段でファーストクラスに乗りたいかなどで異なります。
一応クラス別に紹介してみたいと思います。
エコノミークラス
写真はキャセイパシフィック航空のエコノミークラス
値段が安いため、手軽に世界一周旅行に出かけやすい運賃です。
しかしながら、現在は世界中で格安航空券が販売されており、世界一周航空券であっても、あまりお得感の無い運賃でもあります。
逆に本当にお金をかけずに、世界一周するのであれば、LCCや大手の航空会社の格安航空券を使った方が、アライアンスに縛りが無いため、お得に世界一周することが出来ます。
また、エコノミークラスの場合、積算マイルが25%になるなど、いくら長距離便を乗ったとしても、マイレージを貯めることが出来ないため、マイル修行やJGC修行にも向きません。
しかし、それより何より、エコノミークラスでの世界一周は、“あの”座席ですので、体力消耗が激しいのは間違えなく、おすすめ出来ません。一応、追加金額を支払うことにより、プレミアムエコノミー(クラス)にアップグレードが可能です。
世界一周航空券 ファーストクラス
写真はJALファーストクラスの座席
一番安くて100万円かかってしまうため、決して安くない金額ですが、搭乗する飛行機を選べば、座席がベッドになり、食事も超高級のフルコース・シャンパンもガバガバ飲み放題です。(←世間では意地汚いと言いますが・・・。)
おそらく、世界一周旅行から帰ってきた際には、体重が増えることは間違えないでしょう。
しかし、快適性に変えることは出来ず、旅行から帰ってきても、疲れを感じることは無いほか、空港ラウンジが使えるため、ラウンジ内のシャワーや仮眠室(※)を使えば、宿泊を伴わず、マイル修行やJGC修行を行うことも可能です。
※一部ラウンジには仮眠室が設けられているようです。
ファーストクラスの最大のデメリットは、就航路線数が少なく、日本航空(JAL)の場合、欧米線のみ(しかも、ボストン・ダラス・サンディエゴ・ヘルシンキでは就航せず)など、ファーストクラスに搭乗するチャンスが少ないのです。
日本航空以外に、BAのヨーロッパ線・CXの近距離線もファーストクラス設定便は少ないなど
世界一周航空券 ビジネスクラス
写真はキャセイパシフィック航空のビジネスクラス
世界一周航空券の中で、一番コストパフォーマンスに優れているかと。
なぜなら、
・機材を選べば、シートがライフラット・フルフラットになるため、ほぼベッド
・食事はファーストクラスに劣るが、コース料理+シャンパンなど飲み放題
・空港ラウンジの利用も可能で、シャワーの利用も出来る空港が多い
・積算マイルも125%(予約クラス:D)であるため、マイルも多く貯まる
・どの路線もビジネスクラスを設定していることが多いため、Cクラスを満喫!
などなど。
というこで、これだけメリットが大きいということです。ハード面でファーストクラスとサービス内容がそんなに変わらない(わけは ありませんが・・・)中で、値段が大きく安いというのは、魅力的でしょう。
ということで、世界一周航空券はおすすめです。
もし、世界一周旅行を行うのであれば、ビジネスクラスで優雅な旅行をするのが良いと思います。
(ファーストクラスだと、肩身が狭い気がして・・・。)
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